専業主婦だった私が在宅ワークを始めた理由ときっかけ

娘の妊娠がわかったのとほぼ同時に、激務だった会社勤めをやめて、専業主婦になった私。この記事では、普通の専業主婦だった私が在宅ワークを始めた理由ときっかけについて書いていきます。

激務なIT系会社員時代

パソコンの画像

大学卒業後、アパレル業界の経験を経て、IT業界に飛び込んだ私。IT業界に転職した理由は、大学時代から趣味でHPを作るのが好きだったことと、PCを触るのが苦にならなかったから。「IT系ってなんかかっこいいし♡」というミーハーな気持ちも少しだけありましたw

IT業界で最初に勤めた会社はコンサル会社。大手の子会社だったこともあり、福利厚生も充実していたし、残業はできるだけしないでねーという優しい社風。頼りがいのある先輩にも恵まれて、充実した毎日を過ごしました。

平和すぎる日常に次第に飽きてきてしまった私(飽きっぽいB型w)は、急に転職を思い立ちます。いくつか内定をいただき、一番条件が良かった大手に入社を決めました。

ところが、いざウキウキで入社したものの、実態はTHE☆ブラック…。配属先が自宅から少し遠かったこともあって、朝6:30に家を出て、終電で帰る毎日が始まりました…。

 
ぽめ
長時間労働で休日出勤もあったので残業代もすごかった。が…使う暇はなかったw

職場の人間関係には恵まれていて、仕事自体も楽しかったけれど、さすがに体がもたない。20代後半、アパレル時代のような無理もききません。寝不足と長時間のデスクワークによる体調不良に悩まされながら、まさに体に鞭打って働いていました。

体調不良で退職したら実は…

激務に耐えながら出勤していたある日。朝起きようとしたら、気持ち悪くて起き上がれない。なんだか胃もムカムカする…。どうにか出勤したものの、次の日もそのまた次の日も体調が悪い。

同棲していた彼(現夫)ともそろそろ結婚を~と考えていたし、ゆくゆく妊娠&出産するかもしれないと考えたら、こんな会社では働けないなと思い、体調不良を理由に退社することにしました。今度は福利厚生が充実していて、産休や育休がとりやすそうな会社をゆっくり探そう♪なんて考えて。

会社に無事退職願いを出し、半月ほどの有休消化に突入。のんびり転職サイトを見ながら過ごしていたのですが、ストレスフリーな生活になったにもかかわらず、具合の悪さは全く改善しない。なんならちょっと気持ち悪さがパワーアップしている気がする…。

そういえば生理がきていない…気がする…!(ズボラw)検査薬で検査したら見事陽性。病院に行って妊娠が確定しました。

 
ぽめ
まさかつわりだったとは…w

憧れの専業主婦ライフ♡のはずが…

妊婦を雇ってくれる会社なんてあるはずもなく、思いがけず始まった専業主婦ライフ。実は私はずーっと専業主婦が憧れでした。母も専業主婦で、周りの友だちのお母さんも専業主婦が多かったこともあり。

 
ぽめ
時代ですねぇ…

自分の人生で、仕事ってそこまで重要なウエイトを占めているとは思っていなかったんです。子どもができたら家庭に入って、子どもが大きくなるまで専業主婦でいたいと漠然と考えていました。

でも、現実は甘くないですよねw当時住んでいたマンションは、夫と私が二人で働いていることを前提に借りた家だったので、駅近で交通アクセス抜群な分家賃が高くて、夫一人の給料だとカツカツ。これから子どものことにお金がかかるのに、そんな余裕なんてどこにもない!

今まではお互い決まった額を出す以外にはかなり自由にお金が使えていたのに、友達とご飯に行くにもお財布の中身を気にしてしまう日々。

お金の余裕がないのに、時間ばっかりあるのも苦痛でした。夫は仕事で不在がちなので、ご飯を3食作らなければいけないわけでもなかったですし。

 
ぽめ
働いていたころはお金を使う暇がなかったのに、いざ辞めたら余るのは時間ばかり…

時間は腐るほどある…そうだ!在宅ワークしよう

お金はないけど時間は腐るほどある…。つわりも落ち着いて完全に時間を持て余していた私は、ある日ネットで在宅ワークの広告を目にしました。

「未経験でも可」とか「主婦のすきま時間に♪」みたいな広告だったと思います。もともとPCで何かをするのは好きだったし、少しでもお小遣い稼ぎになれば…と思い、即登録することに。

完全にその場の勢いでしたが、今思えばここで一歩を踏み出していなければ、今の私はいませんでした!いつもは何も考えずに行動に移してしまう自分どうなんだろうと思うことも多いけれど、在宅ワークに関しては「GJ私!!」と声を大にして言いたい♡

 
ぽめ
GJぽめ!!

稼げる転機になったのは良クライアントとの出会い

当時は在宅ワークというものがそこまでメジャーではなかったので、周りで同じような働き方をしている人はいませんでした。

 
ぽめ
在宅ワークっていうと、「内職?」って聞かれることが多かったw

何もわからないまま、とりあえず大手の「ランサーズ」「クラウドワークス」「シュフティ」に登録。仕事探しの日々が始まりました。

当初は自分がライターになろうなんていう思いは微塵もなく(というか在宅でライター仕事ができることを知らなかったですw)、その場で完結する簡単な作業やアンケートなど、いわゆる「タスク系」と呼ばれる仕事をもくもくとこなしていました。

 
ぽめ
誰でもできる、単価数円のお仕事ですね。

初月の報酬は、5,000円もいかなかった記憶です。

それでも、家にいてコツコツ稼ぐことができるんだということが実感できて、感動でした!

そこから数か月、地道にコツコツお小遣い稼ぎをする日々。1万円もいかないような稼ぎでも嬉しかった半面、「こんなんで生活できるレベルまで稼ぐのは無理だよなぁ」という気持ちもありました。

さらに数か月後、無事に娘を出産し、数か月は赤ちゃんのお世話に追われる日々で、在宅ワークのことはすっかり忘れていましたw

 
ぽめ
産後すぐにお仕事復帰するママもいるけれど、本当に尊敬です!

少しづつ娘のお昼寝リズムが整ったころ、ふと在宅ワークのことを思い出して、お仕事再開。

再びタスクをこつこつこなす日々が続いていたある日、新着お仕事のページで「主婦歓迎!子育て系サイトの立ち上げ」の案件が目に留まりました。

ライター経験がある方優遇、でも初心者でもマニュアルに沿ってスキルアップができるので、安心して応募してくださいとのこと。

もともと文章を書いたり読んだりするのが好きだったし、PCで文章を打つのも苦にならない。ちょうど子育て真っただ中だったから丁度いいかなと思い、気軽な気持ちで応募したのです。

そこからはじめてのテストライティングをこなし、無事に採用に。最初こそ単価は0.8円と安かったのですが、運よく書いた記事がのきなみ高アクセスを記録したこともあり、単価もどんどんとアップ。

あっという間に夢だった「扶養ギリギリ」ラインまで稼ぐことができるようになったのです♪

採用後に知ったのですが、この会社は業界では知らない人はいないレベルの超大手で。マニュアルなども整備されていて、とても仕事がやりやすかったです。

編集部の方々もとても良い方ばかりで、新米ライターの私にたくさんタメになるアドバイスをしてくださいました。

 
ぽめ
とても恵まれた環境でライターデビューできたので、今の私があるんだと思います♡

 

在宅ワークに興味があるなら、まず一歩踏み出してみよう

なんとなく社会とのつながりが感じられずに孤独感を抱えている主婦やママ、本業があるけれどお小遣い稼ぎがしたい方、何らかの事情で在宅で働きたい方…在宅ワークに興味がある方はさまざまでしょう。

はじめはみんな初心者です!思い悩む前に、まずは在宅ワークの紹介サイトに登録したり、周囲で在宅ワークをしている人に話を聞いたり、何かアクションを起こしてみてください。 思いがけぬ方向で道が開けていく可能性は誰にでもありますよ♪